
Descripción
※今回からチケットの購入は下記のツイキャスでお願いします (30日間アーカイブも観れるようになります) https://premier.twitcasting.tv/c:hosaka_shikou19/shopcart/452647 Peatixは上記でお支払いの上、現地参加の場合のみご登録をお願いします!! 【概要】 保坂和志の小説的思考塾vol.24です。 文芸評論家の石川忠司さんとの対談企画になります。 日時: 2026年9月26日 (土) 17:00 - 19:00 場所: RYOZAN PARK 巣鴨 豊島区巣鴨1丁目9−1 グランド東邦ビル 地下1階 ※ 講演終了後の懇親会費用は、現地で受付の際にお支払いください。 金額は1,000円の予定です。 参加者人数に応じて当日決定いたしますので、参加される方はご準備をお願いします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 小説的思考塾vol.24「書くことと考えること」 内容説明 今回は石川忠司と対話します。 石川さんは私(保坂)の『プレーンソング』を最初にちゃんと受け止めた人です。石川忠司以前、どの書評もピント外れでした。 つまり既存の枠の中での小説の読み方をしていたんですが、石川忠司は「小説の在り方」として読みました、 「小説は人間の思考を拓くものであり、哲学と対等である」ということです。 10年以上前、石川忠司が教えている山形芸工大にゲストに呼ばれたときは私は明恵上人のことを中心に話しました。 私はそのとき、「小説をうまく書こうなんてことにこだわらず、思考を広げることを考えよう、小説でも何でも、書くことはそれを助けるためにすることであって、書く材料として何かを考えるなんてせこいことはやめよう」とちゃんと言ったでしょうか、脇に逸れて違うことを言ったんじゃないでしょうかーー大事なことは言葉では伝えることはできません。 今回も石川忠司と、書くことと考えることの対話をします。 書くためのネタを考えるなんてことは論外、書くこと考えることの重なるものと重ならないもの、書くことで導かれる思いがけない境地もあるが、それを期待するより、たんに日々考え、日々書くーーというようなことを2人で話したいと思います。 書くことばかりになってはダメ、考えることを持続させるには、思いがけない、非ー言語的な日々の体験が必要なんだ、というような。石川忠司は、東北に住み、歩き回るようになって皮膚レベルでわかった、ハイデガーとベルグソンのことを話すと言ってます。 講座の後は、懇親会があります。 付録として、石川忠司が『鉄の胡蝶は』について書いたメールの一部を添付します。 『鉄の胡蝶は…』を読んで「やっぱりそうだよなあ」と感じたのは、保坂さんの「小説」はいわゆる小説ではなく、つまり日本文学のコンテクストをおさえたうえでその「次」を試みる「文学」ではなく、「文学の可能性を広げる」ための「芸事」でもなく、亡くなってしまったものたちと再び「会う」ための何か?儀式?呪文?祝詞というものが小説なんだなあ、ということでした。 そのためにはいろいろな思想、「論理」、古典の作品、映画、経験の断片をフルで動員して、大幅な迂回とか飛躍とか後退とかを繰り返しながら自分の道をつくる必要があるので、その実効的な総体が「小説的な思考」なのだと考えてます。