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芸術・文化

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2026年10月29日木曜日 · 19:00ほんの入り口

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説明

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先週、阪本佳郎さんからお電話をいただいた。嬉しいお話は急にやってくる。いただいたお電話なのに、「洋書の読書会」のことなどしゃべり散らかしてしまった。なんとか実現させたい。電話を終えてすぐ、阪本さんにメールでイベント詳細のあれこれをリクエストする。開催予定日まで、もう1ヶ月ないのだ。 届けたい人の顔が浮かんだ。その人に、あれこれ説明する。7月に京都芸術大学の学生さんたちに開いてもらった「文芸誌編集の入り口」のこと、同席してくださった阪本先生のこと、そこで紹介された山崎佳代子さんの寄稿とイベント開催までの経緯、昨年、山﨑さんの『ベオグラード日誌』(書肆山田)を再読して詩作を再開したこと・・・。 先ほど、またお電話があった。どうやら、本当にイベントが開催できるようだ。次々と、届けたい人の名前が浮かんでくる。もうあまり時間がない。10月のイベントカレンダーと、日程が変更になった。急いで続報を打たねばならぬ。当日は、店主ははち切れんばかりの興奮で帳場の中で震えていることになるでしょう。貴重な機会、どうぞご一緒にお楽しみください。 【概要】 リュビツァ・ライキッチは、歴史の暗闇を照らす光を詩にもとめ、痛苦の時代を生き抜いてきた詩人である。共産党全体主義体制下のルーマニア、セルビア人の凡そ四万人が一夜にして荒野(バラガン)に強制連行され、過酷な労働を強いられた。その災厄の只中にいた家族の記憶を引き受け、抑圧の時代に自らの生を証した詩人の祈りの言葉に耳を澄ますひととき。ルーマニアから来日しているリュビツァ・ライキッチ本人を囲み、詩人と親交を結んできたベオグラード在住の詩人・山崎佳代子と、訳者であるルーマニア文学者の阪本佳郎が、詩人について語ります。 「詩と歌の祈り セルビアとルーマニア、ドナウの流れからとどく声」 リュビツァ・ライキッチ『私にそそぐ柔らかな光』(阪本佳郎 訳 山崎佳代子 跋文)刊行記念トーク 日時|2026年10月29日(木)19時〜21時 出演|リュビツァ・ライキッチ、山崎佳代子、阪本佳郎 参加費|一般:2,000円、学生:1,000円(要学生証提示) お申し込み・お問い合わせ: [email protected] リュビツァ・ライキッチ(Raichici, Liubița ‒ Рајкић , Ёубица) ルーマニアのベロブレシュカ(カラシュ=セヴェリン県)出身の詩人。ドナウ川沿いのモルドバ・ノウアで生まれ、レシツァを拠点とした後、現在はティミショアラで活動している。セルビア語とルーマニア語で作品を発表するバイリンガルであり、翻訳家、博士(文献学:学位論文「ヴァスコ・ポパ──積分の厳密性」)。ルーマニア作家連盟、セルビア作家連盟、セルビア共和国科学芸術技能イノベーションアカデミー正会員。ルーマニア議会の上院下院においてカラシュ=セヴェリンのセルビア人コミュニティ代表として活動、1989年の革命後初の議会で選出された6人の女性議員のうちの1人であった。 30冊以上の著作をルーマニアとセルビアで出版しており、その詩は、日本語、ハンガリー語、ポーランド語、英語などに翻訳出版されている。ルーマニア語とセルビア語を橋渡す翻訳作品は一千タイトルにのぼり、中でもセルビアの詩人P・P・ニェゴシュの叙事詩『小宇宙の炎』(Luča mikrokozma)やヴァスコ・ポパ全集が重要な作品として挙げられる。2022年には、積年の功績が讃えられ、ムンドゥス・アルティウム文学賞を受賞(アメリカ合衆国テキサス州ダラス)。国際詩祭「詩の門」の発起人兼ディレクターであり、同詩祭に招聘された山崎佳代子をはじめとする日本の詩人とも交流が深い。 山崎 佳代子 (やまさき かよこ) 詩人・翻訳家。1981年よりベオグラード在住、日本語とセルビア語で創作。1995年より10年間、ベオグラード難民支援団体Zdravo da ste(ずどらぽ・だ・すて)で詩のワークショップを展開。詩集に『海にいったらいい』(思潮社)『黙然をりて』(書肆山田)ほか。エッセイ集に『パンと野いちご──戦火のセルビア、食物の記憶』(勁草書房、紫式部賞)、『そこから青い闇がささやき』(ちくま文庫)、『ドナウ、小さな水の旅──ベオグラード発』(左右社)、『ベオグラード日誌 増補版』(ちくま文庫)など、翻訳書にダニロ・キシュ『若き日の哀しみ』(東京創元社)など。昨年、詩をフェスでは、「言葉を失うとき詩がたちあがる──ヤセノバッツ強制収容所の記憶」について詩の朗読と講演した。 阪本 佳郎 (さかもと よしろう) 京都芸術大学美術学部文芸表現学科専任講師。専門はルーマニア亡命者たちの文学、精神史。北米・ハワイにおける移民、先住民の精神史。著作に『シュテファン・バチウ―ある亡命詩人の生涯と海を越えた歌』(コトニ社、2024)、編者として、MELE-ARCHIPELAGO, Howage to Ştefan Baciu, for the poet’s centennial anniversary (Editera Archipelago, 2019)がある。 私にそそぐ柔らかな光 リュビツァ・ライキッチ 著 阪本佳郎 訳 山崎佳代子 跋 発行:港の人 定価:2,600円(+税) 第2次世界大戦後のルーマニアの過酷な歴史に翻弄されながら、ドナウ川のほとりにて懸命に生き抜く詩人の家族たちの姿、歩みが、柔らかな光に満ちたこの詩集、31篇の詩に刻まれている。ビザンチン信仰を強く持ち、父と母、家族を愛する詩は、言葉の垣根を越えて、私たちの心にしずかに響いてくる。巻末には、訳者、阪本佳郎による詳細な解題とルーマニア紀行記を収録、また、詩人と長く親交しているセルビア在住の詩人、山崎佳代子が愛溢れる文章を寄せている。 国際詩祭「詩の門」を主催する詩人は、山崎佳代子をはじめ、季村敏夫、ぱくきょんみ、藤原安紀子、平田俊子、後藤理絵らを招聘して日本の詩人とも交流を結ぶ。挟み込み栞に各氏のエッセイを収録。 装丁 三橋光太郎 港の人詳細ページ: https://www.minatonohito.jp/book/480/

場所

ほんの入り口

日本、〒630-8258 奈良県奈良市船橋町1

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