
Descripción
■イベント紹介 観るだけじゃない。熱に触れる 。 その作品の背景にはどんな葛藤や喜びがあったのか 。 当劇場は、上映とあわせて作り手の「トーク」をセットでお届けします 。 完成した映像を鑑賞するだけでなく、監督やスタッフの生の声 = 「実像」に触れることで、 作品はより深く、あなたの心に刻まれるはずです 。 映画館のルールは少しおやすみ 。 映画を観て、何か感じたら 声に出してみてください 。 この場は、感想を話す人も、黙って聴く人もみんなOK 。 あなたの「好き」や「?」が、誰かの新しい発見になるかもしれません 。 ※本イベントはワンドリンク制です。(チケットとは別途料金) ■シネマ&トーク詳細 ・上映作品:映画『ゆきゆきて、神軍』 原一男——被写体に肉薄し、カメラそのものを事件の当事者へと変えてしまうその手法は、日本ドキュメンタリーの常識を根底から覆した。『ゆきゆきて、神軍』は、ニューギニア戦線の飢餓地獄を生き延び、戦争責任の追及に生涯を捧げたアナーキスト・奥崎謙三に密着した一作。時に暴力すら辞さない奥崎の執拗な問い詰めのなかで、元兵士たちの重い口がこじ開けられ、封印されていた戦場の真実が姿を現していく。撮る者と撮られる者の共犯関係を露わにしながら、「戦後」がまだ終わっていないことを突きつける、日本映画史上最も苛烈なドキュメンタリーである。 1987年 『ゆきゆきて、神軍』公開(ベルリン国際映画祭カリガリ映画賞、日本映画監督協会新人賞、ブルーリボン賞監督賞ほか) 2020年 デジタルリマスター版 劇場リバイバル公開 2021年 デジタルリマスター版 Blu-ray/DVD発売 ・トーク出演:原一男(映画監督、疾走プロダクション代表) 1945年6月、山口県宇部市生まれ。1972年、小林佐智子と共に疾走プロダクションを設立。同年、『さようならCP』でデビュー。74年には『極私的エロス・恋歌 1974』を発表。87年の『ゆきゆきて、神軍』が大ヒットを記録、世界的に高い評価を得る。94年に『全身小説家』、05年には初の劇映画となる 『またの日の知華』を監督。2017年に『ニッポン国VS泉南石綿村』を発表。2019年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にて、全作品が特集上映された。同年、風狂映画舎を設立し、『れいわ一揆』を発表。2020年、『水俣曼荼羅』を完成させた。 ・MC:配島徹也(記録活映社) ■作品紹介 神戸でバッテリー商を営む男がいる。奥崎謙三、六十代。かつて独立工兵第三十六連隊の一兵卒としてニューギニアに送られ、一〇〇〇人を超える部隊のうち生きて還った数少ないひとりである。街宣車に「田中角栄を殺すために生きている」と大書し、日本列島を移動するその男は、みずからを「神軍平等兵」と名乗る。ある日、終戦から二十三日も経ったのちに「敵前逃亡」の名目で処刑された二人の兵士がいたことを知る。なぜ、戦争が終わったあとに、味方が味方を撃ったのか。奥崎は遺族を伴い、当時の上官や生存兵をひとりずつ訪ね歩きはじめる。穏やかな挨拶はやがて詰問に変わり、詰問は拳へと変わる。追い詰められた老人たちの口から、ジャングルの奥で起きた出来事が、ぽつり、ぽつりと漏れ出していく——。 監督・撮影:原一男 企画:今村昌平 製作:小林佐智子 構成・編集:鍋島惇 録音:栗林豊彦 効果:伊藤進一 題字:赤松陽構造 出演:奥崎謙三 ©️疾走プロダクション ■開催日時 9月25日(金) ・17:15 開場 ・17:45 トークセッション ・18:15 作品上映 ・20:30 トークセッション ・21:30 閉場 ■会場 KIWA 東京都品川区東品川2-1-3 ■主催 天王洲シネマコネクション 運営事務局 株式会社シンクイ