説明
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ジネンコロキウムは、科学者、アーティスト、研究者、技術者、デザイナーなど異なる領域の実践者を招き、一つのテーマをもとに対話を深める知的交流イベントです。専門知を一方的に伝える講演ではなく、登壇者同士の対話と参加者を交えたダイアログを通じて、多様な視点が交差し、知と感性、人と人をゆるやかにつなぎ、それぞれが気づきを持ち帰れる、新しい社会や文化の可能性を育む場です。 #23『布と木、その声を聴く』 10月17日(土)14:30-17:30 鷹取麻利子:東京手描友禅作家 松山和馬:楽器用木材・音響材料研究者(ヤマハ株式会社) 布目や木目を見ていると、単なる形を超越した様々なイメージが湧き上がってきます。そこは、光、音、香りのハーモニーの世界です。今回のジネンコロキウムでは、伝統的な技法を受け継ぎつつ現代的な作品を作り続ける東京手描友禅作家の鷹取麻利子さんと、ヤマハで木の本質を追い求める音響材料研究者の松山和馬さんにご登壇いただき、それぞれが向き合う木や布から聴き取ってきた声について語っていただきます。そして、会場の皆さんと、木や布が奏でる世界をゆらゆらと漂ってみたいと思います。 鷹取麻利子(たかとりまりこ) 1962年千葉県成田市生。千葉大学教育学部小学校教員養成課程卒後に工房に弟子入り、 東京友禅作家 生駒暉夫氏に師事。「青梅縞」や「青梅夜具地」など織物の産地として古くから栄える青梅市にある工房をひとりで切り盛りする。江戸時代からの伝統技法である東京手描友禅を受け継ぎつつ、現代の生活に寄り添う作品づくりを目指して活動しています。東京都工芸染色協同組合 理事。 松山和馬(まつやまかずま) 1995年静岡県浜松市生。幼い頃から「なぜ?」を突き詰めることが好きで、その好奇心のままに研究の道へ。2020年ヤマハ株式会社入社、研究開発統括部 基盤研究開発部 素材素子グループ 主任。楽器用木材をはじめとする音響材料の基礎研究に従事。「木材に学び、代替し、凌駕する」をテーマに、木が奏でる音色の源を、その緻密な内部構造へ分け入って探る。自然に学び、楽器の未来を形作る材料の可能性を切り拓く。 会場 PLOT48 テラス棟 1階 https://bankart1929.com/project/explotstudio/ 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい4-3-1 PLOT48 協力:BankART1929 株式会社横浜都市みらい 「ExPLOT Studio(エクスプロット・スタジオ)」は、横浜市の歴史的建造物や遊休空間などを文化芸術によって活用して街を再生させることを目的として活動をしている「NPO法人BankART1929」が、みなとみらい21地区48街区の「PLOT48」において「多様な創造的人材等の創出・交流」の場づくりに向けて、運営されるアーティストシェアスタジオです。6月よりアーティスト・クリエイターが入居し、それぞれの制作活動を行っています。アートと企業、IT、福祉、大学など多彩な分野との交流を促し、イベントやワークショップなども随時開催しながら、多様な人が行き交い、アートが社会の様々な分野と出会い、響き合う場を形成していきます。 この事業は、NPO法人BankART1929 と、株式会社横浜都市みらいが連携・共同し、2027年3月まで展開します。 タイムテーブル 14:30-15:40 スピーカートーク 15:50-16:30 クロストーク 16:30-17:30 ダイアローグ・ネットワーキング (飲み物等は実費) スピーカーの皆さまより30分づつの話題提供の後、お二人の対談を経て、休憩を挟み、後半は参加者同士の対話やスピーカーとの対話などで多様な視点の創発を楽しんでいただけます。 参加費 会員:1000円 一般:3000円 学生/ExPLOTスタジオ入居者:無料 ・未就学児の参加はご遠慮ください。 ・「会員」は、ジネンコロキウム事務局から会員として承認、招待された方、 #1〜#22に参加された方 ・「学生」は、社会人大学生は除きます 今後の開催予定 ジネンコロキウム#21 『触れることから世界は始まる』(6/27の振替) 11月14日(土)14:30-17:30 ExPLOT STUDIO 君塚史高:クリエーター・フロントエンドエンジニア 村田華蓮:ビジネスプロデューサー 物理学者の 寺田寅彦 は、科学研究の実体験を持たずに科学を語る人を「“科学学”者」と呼びました。知識や情報がかつてない規模で流通する現代では、検索し、要約し、語ることは容易になりました。それによって、さまざまな分野で、誰もが実体験を持たないまま「“〇〇学”学者、”〇〇学”専門家」になることができます。「自分の身体で触れた経験」や、「試行錯誤の中で得られる実感」の存在感は、薄れていってしまうのでしょうか。 今回のジネンコロキウムでは、体験を軸にした「自分ごと化」学習に取り組むエンジニア/ビジネスプロデューサーの 村田華蓮 さん、そして、試行錯誤を重ねながら体験型インタフェースを生み出してきたクリエーター/フロントエッジエンジニアの 君塚史高さんをお招きし、それぞれの「体験」に対する思いを語っていただきます。 お二人の活動の中にある「触れること」「つくること」「体験すること」の意味を伺いながら、参加者のみなさんと共に、体験せずとも“学学者”になれてしまう時代における、人間の学びと創造のあり方について考えたいと思います。 村田華蓮(むらたかれん) ビジネスプロデューサー 2020年メーカーR&Dエンジニアとして⼊社。ヒューマンインタラクションの研究開発、特に立体音響を通じた新規体験創出に従事。経済産業省の「未来の教室」実証事業への参画を経験後、現在も新規事業開発に従事。またプライベートでは早稲⽥⼤学でMBAを取得しながら、農業や周辺体験/ビジネス提案を行う。学内コンペでの受賞歴もあり。 君塚史高(きみづかふみたか) クリエーター・フロントエンドエンジニア 人材会社の営業マンから2010年IAMAS(情報科芸術大学院大学)卒、面白法人カヤックでエンジニアとして活躍。独立しフリーランスのエンジニアとしての受託開発を仕事としながら、「試す」「考える」「作る」の試行作を「試 = 4」「考 = 5」「作 = 39」と語呂合わせにして屋号にした個人事業主としてデジタルコンテンツで現実世界をおもしろく拡張する活動をしている、