
Descripción
アートミーツケア学会 2026 年度総会・大会 テーマ:アートとケアの出会いなおし ~タコ型研究実践? なんのこっちゃ、しらんけど~ タコは脚で触れ、脚で考え、脚で動きます。そして見たものにそのまま擬態してしまうタコの種類もいるそうです。20周年のアートミーツケア学会。20年間育んできたアートとケアの出会いを、タコに倣って変化させていき、触手が触れ合ったその場所で新たな実践やアイディアが生まれるような研究実践へと進化させていく。大阪だから、タコ(焼き)というわけではないですが、そんなアートとケアが出会いなおすきっかけにならないかと思っております。 アートミーツケア学会2026年度大会実行委員長 弘田陽介(大阪公立大学) 【大会・総会】 日時:2026 年10月31 日(土)、11月1 日(日) 参加申し込み締切:10月24日(土) ※文字による情報保障を予定しています。手話通訳をご希望の方は10月17日(土)までにお申し込みください。 会場: 1日目 ほとりで(大阪市城東区森之宮1-6-85 UR森之宮ビル1階) 2日目 大阪公立大学 森之宮キャンパス(大阪府大阪市城東区森之宮2丁目1−132) 【エクスカーション】 ①”医療とくらしのアートリンク”ツアー in みみはら 2026年10月30日(金)14:00~17:30 ②應典院見学ツアー&墓bar 2026年10月30日(金)19:00~20:30 ③ココルームツアー 2026年10月31日(土)9:50~11:30 どなたでも参加可能な大会です 2006年3月に設立された「アートミーツケア学会」。人間の生の恢復(かいふく)を支えるアートやテクノロジーの役割について考え、新しい知と新しい美の地平をひらき、人の生きやすい社会、文化をつくることがめざされてきました。研究者、実践者の枠をこえ、研究と現場を行き来し、豊かな感性から確かな知をうみだしていくことをめざしています。 アートミーツケア学会 2026年度大会は大阪を舞台に、タコにちなんだテーマで開催します。ふるってご参加ください。 主催:アートミーツケア学会 共催:大阪公立大学(予定) 1、大会スケジュール・内容 【エクスカーション】2026年10 月30 日(金)、10月31日(土) ・10月30日(金)14:00~17:30 エクスカーション①「”医療とくらしのアートリンク”ツアー in みみはら」 定員: 20 名 参加費:3,000 円 ※要予約 集合場所: 地域コミュニティ棟みみっぱ(堺市堺区大仙西町6丁176) 見学内容: 堺市の社会医療法人、通称「みみはら」でアートが導入・運用されている以下の施設をめぐり、医療とくらしをアートでつなぐ取り組みを見学します。 ①コミュニティ棟みみっぱ(2025年4月新設)→ ②耳原総合病院(2015年新築建替)→③鳳クリニック(2026年新築建替) ※お申込みいただいた方に詳細をご連絡します。移動については検討中。17時半頃 耳原鳳クリニック(JR阪和線 鳳駅近く) 解散予定 ・10月30日(金)19:00~20:30 エクスカーション②「應典院見学ツアー&墓bar」 定員: 30 名 参加費: 2,000 円(軽食・お飲み物含む) ※要予約 集合場所: 應典院2F気づきの広場(大阪市天王寺区下寺町1-1-27) 見学内容: 1614年に創建された大蓮寺の塔頭寺院として1997年に再建された浄土宗應典院。生老病死をともに生きるコミュニティケア寺院として、地域の教育、福祉、芸術の拠点となってきました。今回は、その施設見学ののち、2階の気づきの広場を会場にした「墓bar」にて、アートミーツケア学会前夜の集いの場を開きます。案内:齋藤佳津子(應典院・パドマ幼稚園主査/パドマエデュケーションセンターセンター長) ・10月31日(土)9:50~11:30 エクスカーション③「ココルームツアー」 定員: 25名 参加費: 2,000 円 ※要予約 集合場所: ココルーム(大阪市西成区太子2丁目3−3) 見学内容: ゲストハウスとカフェと庭。詳細は調整中。 ※お申込みいただいた方に詳細をご連絡します。 【大会1 日目】2026 年10 月31 日(土) 会場:ほとりで(大阪市城東区森之宮1-6-85 UR森之宮ビル1階) ・12:00~13:00 大会受付(ほとりで 1F) ・13:00~14:00 オープニングセッション(ほとりで 1F) 大会コンセプトや新しく設定した学会ステイトメントについて大会実行委員と学会代表チームがご紹介します。 ・14:15~15:30 Keynote Lecture 1「形になる、その手前で」(ほとりで 1F) 野口晋哉 [一般社団法人晴風学舎] 演者は「整体」の創始者・野口晴哉の旧居で、稽古場・書店・音楽室を開いています。整体はなぜ生活に根ざした文化につながるのか。形の保存ではなく、身体観を時代の言葉へ翻訳し編集し直す試みをうかがいます。 ・15:45~17:00 Keynote Lecture 2「東南アジアの社会運動的なアート活動から考えるアートとケア -メコン・カルチュラル・ハブの試みから」(ほとりで 1F) Jennifer Lee [Mekong Cultural Hub] コミュニティや地域をベースに活動するアーティストやコーディネーターはアジアに多く、ユニークな実践や知恵が蓄積されています。台湾からお招きしたジェニファー・リーさんにその一端を語っていただきます。 ・17:30~18:15 アートミーツケア学会総会(ほとりで 1F) 2026年度の中間報告や2027 年度の計画のお話をさせていただく予定です。 ※ご欠席される会員の方は、委任状をご提出お願いいたします。 ・18:30~20:30 懇親会 (ほとりで 1F) 大阪吸盤ガールズ&ボーイズによる懇親会。参加費:4,500 円 ※要予約 ◎◎ワークショップ「くるり回して考える 体験屋台つまみぐい」◎◎ 会場「ほとりで」の入り口では、たこ焼き屋台のような体験ブースを設置します。 頭だけでなく手足・身体を使って仲間と過ごす・考える実践をご紹介。 子どもや大人の見た目の子どもも参加できるワークショップを予定しています。 体験屋台で紹介したい実践やワークショップも募集します! ※ワークショップの詳細や応募方法は追ってご紹介します。お楽しみに! 【2 日目】2026 年11 月1 日(日)会場:大阪公立大学 森之宮キャンパス 3F(大阪府大阪市城東区森之宮2丁目1−132) ・9:00~9:30 大会受付(大阪公立大学 森之宮キャンパス3F 廊下スペース) ・9:30~11:30 プレゼンテーション[研究発表・実践報告] 複数の研究発表・実践報告が同時に開催されます ①9:30〜10:00 ②10:00~10:30 ③10:30~11:00 ④11:00~11:30 ※1発表あたり30分(発表20分+質疑応答5分+入替・移動5分) 会場 (大阪公立大学 森之宮キャンパス3F 各教室 ※詳細は追って発表します) ・11:30~13:00 昼食休憩 事前予約制で、お弁当を注文することができます。 ・13:00~13:45 ポスターセッション コアタイム(大阪公立大学 森之宮キャンパス3F 廊下スペース) コアタイムでは、ポスター発表者が会場に滞在します。 発表者から直接説明を聞いたり、交流したりすることができます。 ・14:00~15:30 分科会 (大阪公立大学 森之宮キャンパス3F 各教室 ※詳細は追って発表します) 6つの分科会が同時並行で進行します。 【分科会①】 医学教育にアートを導入する意味について,縦横無尽に語り合おう. 企画者:三井良之(近畿大学医学部 医学部教育センター)、森口ゆたか(近畿大学文芸学部 文化デザイン学科)、小比賀美香子(岡山大学学術研究院医歯薬学域 総合内科学)、岡崎研太郎(九州大学地域医療教育ユニット)、森永康平(自治医科大学)、池田行宏(近畿大学医学部 医学部教育センター) 要旨:医療現場における判断やコミュニケーションの基盤には、単なる知識や技能の集積では捉えきれない「感性」や「洞察」が深く関与していることが明らかになりつつある。患者が発する微細な表情の変化や語りに潜む意味、さらには非言語的シグナルを読み取る能力は、AI 時代を迎え、医師に求められる資質が変容するなかで、医学教育において十分に意識されてこなかった領域でもある。これまでも、美術鑑賞や創作、演劇、身体表現ワークショップ、音楽など、様々なアートに関わる教育が導入されてきたが、その意義を改めて問い直す必要がある。アートは、多義性を受容し、文脈から意味を読み解く訓練となり、AI には代替しにくい能力を育てる媒介となりうる。今回、医学教育にアートを取り入れている教員が、自らの実践を紹介しつつ、現状の課題や将来の展望を語り合うトークセッションを企画した。アートやケアの現場にいて医学教育に携わることのない方にもぜひ参加いただき、医学、ケア、アートをつなぐ対話を深めたい。 キーワード:医学教育、アート、医師の資質 【分科会②】 当事場をつくる:ケアと表現の現場から 企画者:アサダワタル(近畿大学 文芸学部 文化デザイン学科 准教授) 要旨:支援現場で起きたハラスメント事案などの経験も踏まえながら、「支援とは何か?」「私は何者としてこの人に接しているのか?」という根源的な問いを投げかけ、ケアに携わる人々の実践を見直す契機に。 本分科会では、アサダワタルの著書「当事場をつくる――ケアと表現が交わるところ」より、障害福祉の現場における「支援」と「当事者」の関係を問い直し、「当事場」という新たな視点を紹介する。支援者と利用者を固定的に分けるのではなく、誰もが状況によって当事者となり得る存在であり、多様な当事性を認め合うことが豊かな関係性につながると説く。表現活動を特別な芸術ではなく、人が生きる中で生まれる自然な営みとして捉え、支援の場における表現の価値を見つめ直す。 キーワード:当事場、ケア、表現、当事者性、関係性 【分科会③】 コミュニティ音楽に関する海外調査報告:日本における「遊び」の可能性について考える 企画者:沼田里衣(大阪公立大学)、小林瑠音(神戸女学院大学) 要旨:本分科会では、コミュニティ音楽に関する海外調査の結果報告を行い、脱植民地的観点から日本における音楽活動を考えることを試みる。 報告者の沼田里衣は、オーストラリア、スコットランド、タイ、カナダのコミュニティ音楽に関連した研究機関や実践活動を訪れ、約4か月にわたる調査・意見交換を行った。コミュニティ音楽は、公平性、多様性、包摂性の観点から、貧困、紛争、刑務所、移民等の問題と関連した音楽活動に関して議論されており、英国・北欧を中心に発展し、世界的な広がりを見せている。主に音楽教育の領域で議論されているが、西洋中心的な考え方の反省から、音楽ではなく「音」に注目した議論などが試みられている。 ディスカッサントに、英国のコミュニティ・アート史を研究する小林瑠音を迎え、非専門家の芸術表現に対する言説の変遷を掘り下げる。フロアと広く日本のコミュニティ音楽に関連した問題を共有し、「遊び」という概念の可能性についても考えてみたい。 キーワード:コミュニティ音楽、国際比較、遊び 【分科会④】 アートワークショップ:羊毛はエシカルな画材 企画者:広根礼子(金沢学院大学) 要旨:これまで羊毛を用いた創作活動を通じ、本素材が絵の具や粘土等の伝統的教材に匹敵する極めて広範な表現可能性を有することを実証してきた。 また、フェルト制作のワークショップを継続的に実践する中で、そのプロセスが参加者の精神的な「ケア(癒やしや自己肯定)」に寄与するという知見を得た。 羊毛は単なる造形素材にとどまらず、触覚を通じた心身への働きかけを伴う独自の教育的・社会的価値を持つ「エシカルな画材」である。 本企画では、大学の授業「複合表現演習I」で取り組む教育プログラムの知見を共有するとともに、実際の羊毛制作体験を実施する。デジタルネイティブ世代に向けた「皮膚感覚による創造性の喚起」「サステナビリティ」「マインドフルネス」を内包した教育プログラムの体験を通じ、ものづくりによるケアとアートの可能性を参加者とともに体感・検証する。 キーワード:フェルト、デザイン教育、アートワークショップ、エシカル 【分科会⑤】 EATのための自己評価ツールで活動力をアップする 企画者:兼子一(ATAS/静岡理工科大学)、石原みどり(ATASラボラトリー)、小村みち(大阪公立大学)、林章浩(静岡理工科大学) 要旨:ATASラボラトリーでは全国実態調査(2012)を行い、「芸術や表現活動を通して人々の心や暮らしを支える各地域の活動家」250名へのアンケートおよび30名へのインタビューから、活動の実態と課題を明らかにした。その結果、活動を客観的に評価する基準がなく、社会的にも活動の意義や専門性が十分に理解されていないという課題が把握された。そこで、活動家と協働し、「知識・スキル」「自己理解」「基本理念」その他8カテゴリーからなる自己評価ツールを開発した。さらに現在ではWebでの展開も進めている。本ワークショップでは、このツールを用いて自身の活動を多面的に振り返り、強みや課題、今後の方向性を整理することで、自らの実践を客観視し、活動の質を高めるための手がかりを得る機会を提供したい。また、参加者同士の対話を通して多様な実践に触れ、新たな視点や改善のヒントを共有していただき、それぞれの現場におけるより良い実践へとつなげていくことを目指す。 備考:対象は、アートを用いてエンパワメントおよびケアを実践されている方、これから実践されようと思われている方です。ご参加の際は、通信機能のあるタブレットPC、スマホをご用意ください。 キーワード:エンパワメント型アーツセラピー(EAT)、自己評価、スキルアップ、シェアリング 【分科会⑥】 炭鉱と震災、二つの記憶を抱くまちで:写真展・藍染・回想と、病院の新しい役割 企画者:尾崎章彦(語り・表現が拓くサステナブルな地域ケア創出プロジェクト、公益財団法人ときわ会常磐病院)、猪狩僚(合同会社ソラリコ代表)、斎藤弘久(サイトウ・グラフィック・アーツ/東京芸術大学美術学部デザイン科 非常勤講師)、菅野裕介(東京大学生産技術研究所)、青木彬(インディペンデント・キュレーター/一般社団法人藝と) 要旨:福島県いわき市の常磐病院は、旧炭鉱地域に立地し、東日本大震災と原発事故を経た地にある。私たちは「語り」と「表現」を媒介としたケアを手がかりに、サステナブルな地域ケアのあり方を探ってきた。2025年には、「炭鉱の記憶」に向き合う企画として、旧産炭地・北好間の古写真を活かした写真展を院内で実施。来場者アンケートから、地域への帰属感や写真をきっかけとした思い出の語りとの関連を捉えた。今後は並行して、においや手ざわりといった五感を手がかりに炭鉱期の暮らしを呼び起こす回想の試みを重ね、それが人にもたらすものを探っていく。「震災の記憶」と向き合う企画としては、原発事故後の住民の対話「福島ダイアログ」の記録をテーマにした藍染を通じ、震災の記憶を布に染めとどめる試みを進めている。本分科会ではさらに、「身体」と「当事者性」を異なる角度から照らす二人──技術系研究者として当事者性に取り組む菅野裕介さんと、当事者かつキュレーターの視点をもつ青木彬さん──を迎え、その対話を軸に据えながら、外からの視点も呼び込んでいく。私たちはこれからも、「病院や介護施設が、治療という既存の枠組みを越えて人が集まる居場所となり、人と地域の再生と、その先の歩みに伴走する場になりうるか」を探っていく。常磐病院は、「炭鉱と震災」二つの記憶とこの問いをつなぐハブとして、語りや表現を媒介にしながら、人と記憶が行き交う場をめざす。この分科会で、その可能性と課題を来場者とともに考えたい。 キーワード:語りと表現、場としての病院(居場所づくり)、地域の記憶(炭鉱と震災)、当事者性、ケアとアートの横断 ・16:00~17:00 クロージングセッション(大阪公立大学 森之宮キャンパス3F フューチャールーム) アートミーツケア学会大阪大会を、参加者全員で集い、ふりかえります。分科会の報告も行います。 ・17:00~17:15 事務連絡 2、ゲストプロフィール Coming soon! 3、開催概要 アートミーツケア学会 2026 年度総会・大会 テーマ:アートとケアの出会いなおし ~タコ型研究実践? なんのこっちゃ、しらんけど~ 【大会・総会】 日時:2026 年10月31 日(土)、11月1 日(日) 会場: 1日目 ほとりで(大阪市城東区森之宮1-6-85 UR森之宮ビル1階) 2日目 大阪公立大学 森之宮キャンパス(大阪府大阪市城東区森之宮2丁目1−132) 【エクスカーション】 ①耳原アートリンクツアー 2026年10月30日(金)14:00~17:30 ②應典院見学ツアー&墓bar 2026年10月30日(金)19:00~20:30 ③ココルームツアー 2026年10月31日(土)9:50~11:30 申し込み締切:10月24日(水) 定員:100名(申し込み先着順) ※文字による情報保障を予定しております。 ※手話による情報保障をご希望の方は、10月17日(水)までにお知らせください。 大会参加費: 会員:一般 /2,000円 学生 /1,000円 未会員:一般 /5,000円 学生 /3,000円 Keynote Lectureのみ参加: 現地参加:一般・学生とも /3,000円 アーカイブ視聴:一般・学生とも /1,000円 オプション参加費/弁当代: エクスカーション①:3,000円 エクスカーション②:2,000円(軽食・お飲み物含む) エクスカーション③:2,000円 10月20日(土)懇親会:4,500円 11月1日(日)弁当代:1,300円 ※エクスカーションご参加の方で車いすでの参加ご希望、情報保障など、参加に際しお手伝いが必要な方は、お申し込み時に備考欄もしくはメール・FAX 本文にご記入ください。 4、アートミーツケア学会入会のご案内 アートやケアにまつわる現場や研究領域で活動する約200 名が所属しています。 メールマガジン配信、動画配信など、会員限定のコンテンツもございます。 ご関心のある方は、ぜひお問い合わせください。 6、会場へのアクセス Coming soon! ・宿泊先のご案内: アートミーツケア学会での宿泊先の斡旋は行いません。ご自分でホテル等宿泊施設をご予約ください。 [お問い合わせ・お申し込み先] アートミーツケア学会事務局 〒630-8044 奈良市六条西 3-25-4 一般財団法人たんぽぽの家内 Tel: 0742-43-7055 Fax: 0742-49-5501 E-mail: [email protected] URL: https://artmeetscare.org Instagram: @artmeetscare