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組織で働く。社会に向き合う。そして、仏教。 ― JICAミャンマー所長と元ベンチャーキャピタリストの僧侶が考える「仕事と生きること」―

組織で働く。社会に向き合う。そして、仏教。 ― JICAミャンマー所長と元ベンチャーキャピタリストの僧侶が考える「仕事と生きること」―

📅jueves, 15 de octubre de 2026 · 7:00 p.m.
🎟️Desde JPY 1,000
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Descripción

※会場は高福院ではありませんのでご注意ください! ※ミャンマーの政治について議論する場所ではないのでご注意ください! 1.開催趣旨 銀行員、国際金融の実務家、JICA職員、海外駐在員、そして僧侶。大村佳史氏は、30年以上にわたり金融と国際協力の世界で仕事を続けてきました。1992年に東京銀行(当時)に入行。その後、国際協力銀行(JBIC)を経てJICAへ。財務、企画、海外事務所などさまざまな立場から国際協力に携わり、ベトナム、フィリピン、エジプトなど海外の現場でも勤務してきました。 そして2024年、浄土真宗本願寺派で得度。 翌2025年3月、JICAミャンマー事務所長としてミャンマーに赴任します。その約2週間後の3月28日、マグニチュード7.7の大地震がミャンマー中部を襲いました。赴任したばかりの大村氏は、JICAの現地責任者として、突然、大規模な緊急援助に向き合うことになります。 前半では、現地の当時の状況を大村氏自身の言葉で語っていただきます。なお、ミャンマー政治についての議論は行いません。人の在り方を考えていきます。 同時に、もう一つ問いかけたいのが、「JICAという組織で働くとは、どういうことなのか」です。制度、予算、組織、国家間関係。その大きな枠組みの中で仕事をしながら、最後に判断し、人と向き合うのは一人の人間です。長年JICAで働きながら、ものづくりを学び、50代で得度するという異色のキャリアを歩んできた大村氏だからこそ見える世界についても語っていただきます。 後半では、高野山真言宗高福院住職/Mandala Lab所長の川島俊之との対談を行います。 川島もまた、異色のキャリアの持ち主です。公認会計士として監査法人に勤務した後、シンクタンクを経て、約10年間ベンチャーキャピタリストとしてスタートアップや経営の世界に関わり、ビジネススクールでも教鞭を執りました。その後、実家である高福院に入り、現在は僧侶として仏教と現代社会、経済、経営、イノベーションとの接点を探究しています。 つまり二人とも、経済や組織という現実社会の中で長く仕事をしたうえで、仏教に向き合った人です。 「経済か仏教か」「組織か個人か」「利益か利他か」「聖か俗か」。 そうした二者択一ではなく、一見矛盾するものを同時に抱えながら、私たちはどう生き、どう働くことができるのでしょうか。JICA所長と元ベンチャーキャピタリスト。二人の僧侶による、仕事と社会、そして仏教をめぐる対話です。 2.第1部 大村佳史氏 講演 「なぜ私はJICAで働いているのか ― 国際協力の現場から」 銀行から国際協力へ 大村氏のキャリアは、必ずしも一直線ではありません。東京銀行からJBICへ、そしてJICAへ。財務や企画など組織の中枢で働く一方、ベトナム、フィリピン、エジプト、ミャンマーなど海外の現場でも仕事をしてきました。なぜ銀行から国際協力へ移ったのか。JICAという組織で長く働き続けてきたのはなぜなのか。そして現在、何を自らのミッションと考えているのか。JICAという組織の紹介にとどまらず、「一人の人間にとってJICAで働くとは何なのか」を、大村氏自身のキャリアから語ります。 題材としてマンダレー大地震を取り上げます。2025年3月28日、ミャンマー中部をマグニチュード7.7の大地震が襲いました。大村氏がミャンマーに着任して、わずか約2週間後のことでした。 3.第2部 対談 「矛盾を抱えながら、生きる。」 ― 経済・組織・仏教をめぐる対話 ― 大村佳史 × 川島俊之 二人には興味深い共通点があります。大村氏は、銀行・国際金融・JICAという大きな制度や組織の中で仕事をしてきました。川島は、会計・コンサルティング・ベンチャーキャピタルという資本主義やイノベーションの最前線で仕事をしてきました。そして二人とも、その世界から離れて隠遁したのではなく、現実社会との関係を持ち続けながら僧侶になりました。 川島が主宰するMandala Labでは、真言密教の曼荼羅が示す世界を、 「独立自由な者たちの共存」 「聖と俗のつながり」 「矛盾からの持続的創造」 という視点から探究しています。一見すると矛盾するものをどちらか一方に整理するのではなく、その矛盾を抱えたまま共存させることで、新しいものが生まれる。この視点から見ると、大村氏の仕事にもさまざまな「矛盾」があります。 組織の論理と個人の判断。 国家間の関係と、人と人との関係。 支援する側と、支援される側。 効率や成果を求める仕事と、人間に寄り添うこと。 そして、JICA職員として働くことと、僧侶であること。 さらに現在の国際社会そのものが、単純な正解を見つけることが難しい場所でもあります。対談では、こうした「矛盾」を無理に解決するのではなく、矛盾を抱えながら、それでも社会の中で行動するとはどういうことなのかを二人の経験から考えます。 社会の中で仕事をしてきた二人が、なぜ仏教にたどり着き、そして仏教を持ちながら、再び現実社会とどう向き合っているのか。 そこから、仕事、組織、経済、国際協力、そして生きることについて考えます。 4. プログラム(予定) 19:00 開会・趣旨説明 19:05 大村佳史氏 講演 19:45 大村佳史氏 × 川島俊之 対談 20:15 参加者との質疑・対話 20:30 終了 終了後、懇親会を予定。 5.登壇者プロフィール ◆大村 佳史(おおむら よしふみ) JICAミャンマー事務所長 1970年、静岡県静岡市生まれ。 1992年、東京銀行(当時、現・三菱UFJ銀行)入行。ベトナム駐在などを経験した後、2000年に国際協力銀行(JBIC)へ。2008年の組織再編以降はJICAにおいて、財務部、企画部などで国際協力業務に携わる。海外ではベトナム、フィリピン、エジプトなどで勤務。 2013年、日本工業大学専門職大学院修了(ものづくり)。2024年、浄土真宗本願寺派で得度。 2025年3月、ミャンマーに赴任。その約2週間後に発生したミャンマー大地震では、現地責任者として緊急支援対応に携わった。 銀行、国際金融、国際協力という実務の世界を歩む一方で僧侶となり、現在は仏教が日々の生活に深く根付くミャンマーの最前線に立っている。 ◆川島 俊之(かわしま としゆき) 高野山真言宗高福院住職/高福院Mandala Lab所長 高野山真言宗高福院に生まれる。 大学卒業後、監査法人トーマツで公認会計士として勤務。その後、三和総合研究所(現・三菱UFJリサーチ&コンサルティング)を経て、グローバル・ブレイン株式会社で約10年間ベンチャーキャピタリストとしてスタートアップ投資などに携わる。名古屋商科大学大学院客員教授も務めた。 その後、実家である高福院へ入り、現在は住職を務める。 寺院において自由、利他、共感などをテーマとする対話やイベントを行うとともに、高福院Mandala Labを設立。真言密教の曼荼羅を手がかりに、「独立自由な者たちの共存」「聖と俗のつながり」「矛盾からの持続的創造」を探究している。 仏教を現代社会から切り離して捉えるのではなく、経営、イノベーション、価値創造などとの接点から読み直す活動を続けている。