
Descripción
学生チケット をお申し込みの方は こちら をご確認ください。 ______________________________________ チケット選択の際、 ご希望のチケットのみが選択されているか ご確認ください。 同伴者の分のチケットを購入した場合、同伴者と一緒に受付にいらっしゃるか、同伴者にチケットを譲渡してください。 ______________________________________ ベルリンの壁崩壊後の世界に対して、マルチニックの若い世代(シャモワゾー、コンフィアン、ベルナベ)が人種や文化の混成(混淆)を称揚したマニフェスト『クレオール性礼賛』は強いインパクトを与えました。ただし日本では、「クレオール」は北のアイヌから南の琉球まで、日本社会に存在するさまざまな人種や地域の問題にからめて受容されました。そのためマニフェストの書き手たちが住むカリブ海の《言説》に関わる歴史問題――奴隷貿易や植民地主義――に正面から向き合うような形では受容されませんでした。 論者が初めてカリブ海の仏領の島々を訪れたのは1996年のことです。エメ・セゼールは83才、エドゥアール・グリッサンも68才になっていました。セゼールは自らの全集の刊行も終わり、フォール・ド・フランス市長の最後の任期をつとめながら、生きたレジェンドとなっていました。グリッサンもコロンブスによる新世界発見の年から数えて五百年の節目の年にあたる1992年に、隣島セントルシアの英語表現の詩人・劇作家デレック・ウォルコットとノーベル文学賞を争って、僅差で敗れています。しかしマニフェストを書いた若い作家たちはグリッサンを彼らの言説の支柱と仰いでいたため、彼らへの注目はグリッサン思想への関心の深まりとなり、グリッサン自身も若き弟子たちとの差別化をはかろうとして、残された人生を特異な《全-世界論》の構築に傾注しました。 しかしセゼールもグリッサンも世を去った現在、あらためて、カリブ海世界を発信源とするフランス語圏文学とは何であったのかと問うと、そこにはあらためて根深い植民地問題が横たわっていることがわかります。それはかつて「セゼールが死んだら、アフリカが慟哭するだろう」と言われたことを想起させる事態でもあります。2024年にエメ・セゼールの生誕111年記念シンポジウムがフォール・ド・フランス(マルチニック)のリセ・シェルシェールで開かれました。論者はそこに招かれた一人ですが、当シンポジウムはセゼールやグリッサンが遺したカリブ海言説の射程を、仏語圏文学(とくに仏語表現黒人アフリカ文学)の《現在》に照らし合わせ、あらためて測定する機会となりました。講演会では、この時に感じたカリブ海言説の現在についてご報告いたします。 【登壇者プロフィール】 恒川邦夫 (つねかわくにお) 一橋大学名誉教授。専攻はポール・ヴァレリー研究、仏語表現黒人アフリカ文学、カリブ海を中心とするクレオール文学。ヴァレリー関係では、『ヴァレリー集成』(全6巻、筑摩書房、2011-2012)編訳、ミシェル・ジャルティ『評伝 ポール・ヴァレリー』(3巻組、水声社、2023)(日本翻訳出版文化賞受賞)、クレオール文学関係では、『《クレオール》な詩人たち I-II』(思潮社、2012-2018)、『サン=ジョン・ペルスと中国 〈アジアからの手紙〉と『遠征』』(法政大学出版局、2020)等、著書・訳書多数。 ______________________________________ 【イベント概要】 講師:恒川邦夫(一橋大学名誉教授) 司会:塚本昌則(東京大学名誉教授) 開催日時:2026年11月11日(水) 18:00-20:00(17:40開場予定) 会場:日仏会館ホール 参加費:一般1,000円、日仏会館会員・学生無料 主催:(公財)日仏会館 ______________________________________ 【ホール参加の方法】 受付にてチケットを提示してください。チケットの提示方法は以下をご覧ください。 スマートフォンをお使いの方 Peatixアプリ(無料)をダウンロード、アプリにログインし、イベントのページからチケットを表示して、受付に提示してください。 Peatixアプリでチケットを確認し、表示させる方法: ▶︎ iPhoneの方はこちら ▶︎ Androidの方はこちら スマートフォンをお使いでない方 事前に、パソコン等のブラウザでPeatixのチケットページにアクセスし、そのページを印刷してください。イベント当日は、印刷した紙を受付に提示してください。 ▶︎ パソコンでチケットを確認する・印刷する方法 合わせて、会員の方は会員カードを、学生の方は学生証を提示してください。 【ホール参加に際してのご注意】 (公財)日仏会館以外の録画、写真撮影、録音は固くお断り申し上げます。 当日は写真撮影を行い、イベントの様子をSNS等で公開します。また、イベントを録画し公開することがあります。映り込みの可能性がありますので、予めご了承ください。 以下に該当する方は参加をご遠慮ください。 ・37.5℃以上の発熱がある方 ・新型コロナウイルス等、感染症患者の濃厚接触者の方 ・咳、呼吸困難、全身倦怠感、 咽頭痛、倦怠感等の症状のある方 【日仏会館ホール用入口】 日仏会館ホールへは、ホール用入口よりお入りください。正面玄関からは1階ホールに行けません。 ※日仏会館へのアクセスは こちら をご覧ください。 ガーデンプレイス方面からお越しの場合 新橋通りの坂を上ってお越しの場合 ______________________________________ 公益財団法人日仏会館 ・ ウェブサイト ・ X(旧Twitter) ・ YouTubeチャンネル ・ Instagram (公財)日仏会館のイベント等活動は、個人会員・賛助会員の皆様のご支援で成り立っております。 日仏会館会員制度については こちら をご覧ください。