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山ノ上倶楽部の仲間、出濱さんとつくるンダ部 「<身体>を生きること、<関係>に還ること」〜タルマーリーのお二人を招いて 12月6日(日)14時から東京・合羽坂テラスにて、山ノ上倶楽部の仲間・出濱義人さんにお声がけいただき、ンダ部を一緒に計画することになりました。当日は、野生の菌を醸しパンとビールをつくる「タルマーリー(鳥取県智頭町)」を営む、渡邉格(いたる)さん・麻里子さんをお呼びして、パンとビールをいただきながら、参加されるみなさまと言葉を重ねて過ごします。 タルマーリーのお二人は、これまでの活動の中で、身体と環境(や食)との関わりの重要性を改めて痛感しているようです。ハヤチネンダは、場所と人との関係を紡ぎなおすことを大切に活動をつくってきたので、入り口は違えど近いものを見ている感覚があります。お二人とは、実践の中で感じている、うまくいったこと・いかないことを含めて、共に考え、共に語らう時間を持てればと思います。そして、参加されるみなさまにとっても、それぞれの暮らしの中で実践できるアイディアを考える時間になれば嬉しいです。 出濱さんからのお誘い タルマーリーは、野生の菌や自然栽培の食材などの原材料にこだわったパンやビールづくりを追求しています。人間と菌、自然、地域、社会はすべて関係していることを、身をもって実感し、パンとビールをつくればつくるほど、地域が良くなっていく。そういった「地域内循環」の実現を目指して活動されています。 理想とする食やものづくりを追求し、社会的な成功を収めてきたように見えるタルマーリ-ですが、その歩みは失敗や苦悩の連続だったといいます。自分自身の身体や感情を置き去りにして活動を続けた結果、数年前に体調を崩した格さん。その経験をきっかけに、「どう成功するか」ではなく、「どう生命力高く生きるか」を考えるようになったといいます。 当日は、お二人が歩まれてきた等身大の人生を紐解きながら、人間と自然・社会との関係性や、これからの時代を生きるにあたって大切にしたい<ものさし>について、皆さんと一緒に考えていけると嬉しいです。会場には、タルマーリ-のパンセットとビールをご用意しております。貴重な機会ですので、ぜひご一緒ください。(アルコールが苦手な方は、遠野に自生しているクロモジでつくったお茶なども用意しますのでご安心ください。) タルマーリーからのご案内 こんにちは、渡邉格、麻里子です。最近、何人かの方から、「タルマーリーさんは、ちょっと近寄りがたい、遠い存在」と言われることがありました。ええー、そうなの?でも当人たちは毎日、いたって人間くさく生きているんだよなあ。それに、私たちほど、バカみたいに不器用に生きている人間も、あんまりいないと思うんだけどなあ。 タルマーリーは2008年に開業してから移転を繰り返し、いつも変化し続けてきました。それは「成功」や「拡大」に向かう野心的な取り組みだったと思います。しかしこの3年は、今までとは逆、つまり「撤退」と「縮小」へ向かいました。2023年夏、イタルが重度の糖尿病で入院したことで、改めて夫婦で「生きる上で本当に大切なもの」を模索し、事業や暮らし、家族のことなど、生き方の本質を探っているところです。 気候変動、国際紛争、AIの発展など、世界が目まぐるしく動いていくことに、不安を覚えてしまいますよね。そんな中ですが、私たちがこれまで里山で発酵や子育てをしながら得てきたヒントを皆さんと共有し、自らの生命力を発揮できる生き方を、一緒に考えることができたら…と思います。 山ノ上倶楽部の仲間、出濱さんとつくるンダ部 「<身体>を生きること、<関係>に還ること」 〜タルマーリーのお二人を招いて 日 時:2026年12月6日(日)14時〜16時30分 場 所:合羽坂テラス 2号室(東京都新宿区市谷仲之町2-10) 開 場:13:45〜 第1章:14:00〜15:30/タルマーリーのお二人のお話しを伺う*この部分のみ後日配信あり 第2章:15:30〜16:15/みなさんとお喋り 閉 会:16:30 当日参加:6,600円*タルマーリーのパンセットとビール・遠野のクロモジ茶など含む アーカイブ配信視聴:2,200円*12月中旬にアップロード予定 お申込み:Peatix(本ページ)からお申込みください タルマーリーについて 2008年千葉県で、自家製酵母と国産小麦で作るパン屋を開業。野生の麹菌を自家採取する取組みを始め、無肥料・無農薬栽培の素材が一番良く発酵することに気づく。2011年岡山県に移転。2015年鳥取県智頭町へ移転。現在はパンとビールを作り、カフェとホテルも経営。野生の菌による発酵を起点とした地域内循環を目標に、里山の恵みを最大限に活かした農産加工を行い、豊かな食を楽しむ時間と空間を提供している。 渡邉格さん/オーナーシェフ 1971年東京都東大和市出身。23歳で政治経済学者の父とハンガリーに滞在。食と農に興味を持ち、25歳で千葉大学園芸学部に入学。「有機農業と地域通貨」をテーマに卒論を書く。農産物流通会社に就職後、 31歳でパン修業に入る。タルマーリー開業後、野生の菌によるパンづくりを追求し、麹菌採取に目覚める。また、10代でパンクバンドに費やしたエネルギーが、起業後はDIY精神に発展。大工仕事を覚え、可能な限り自力で店の改装を行う。現在はパン、ビール、ピザの職人であり、コーヒー焙煎も手掛けている。著書に『 田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」 』(講談社)、共著に『 菌の声を聴け 』(ミシマ社)、『 撤退論 』(晶文社)。『腐る経済』が韓国でベストセラーに。台湾、中国、フランスでも翻訳され、国内外で講演を行う。 渡邉麻里子さん/女将 1978年、東京都世田谷区出身。幼少期から田舎暮らしに憧れ、環境問題に危機感を持ち、東京農工大学農学部で環境人文学を専攻。日本、USA、NZの農家や環境教育現場で研修し、食から環境問題に取り組む道を模索。卒論テーマは「女性が農村で生きる可能性」。農産物流通会社に就職後、農産加工業のワーカーズコレクティブに転職し、販売や広報を担当。タルマーリーでは経営、販売のマネージメントを担う傍ら、1女1男の母として、田舎での”職人的”子育てを模索してきた。イタリアのアルベルゴ・ディ・フーゾを手本に、地域資源活用型・長期滞在型の観光と町づくりを目指して活動中。共著に『 菌の声を聴け 』(ミシマ社)、『 撤退論 』(晶文社)。 出濱義人さんについて 人材・組織開発を軸に、研修・ワークショップの企画・運営や人事プロジェクトに従事。次世代リーダー育成や地域を舞台にした越境学習プログラムの企画・運営、「地域と教育」をテーマとする団体での中高生向け越境探究プログラムの開発などに携わる。仕事を通じて「生きる」ことへの関心を深め、現在は企業での人材・組織開発と並行して、地域を舞台に、人や地域の可能性をひらき、豊かな未来をともにつくるための対話・内省型の場づくりやプログラムの開発・実施に取り組んでいる。2020年、合同会社life in LIFEを設立。「その人が、その人として生きる」ことを後押しする場やきっかけづくりを行っている。 --------------------------------------------------------- ハヤチネンダは、 岩手県遠野市の里山にある広葉樹の森を、「いのちを還す森」として手入れをしながら、仲間を募り、死生観と自然について知る・学ぶ・考える活動をしています。私たちの<いのち>が、本来は自然の循環の中でつながりと結び目をつくり、山や森、田んぼや、生き物たちがつくる大きな環の中にあると感じられるような場と機会の創出を目指しています。 仲間になっていただければ嬉しいです!! 「ンダ部」では、この後も<いのち>と自然について多方面から考える企画を予定しています。ご登録いただいた方へ不定期にお知らせをお送りしておりますので、ンダ部へご参加いただけると嬉しいです。 「ンダ部」についてはこちら そして、森に集い、街で語らう仲間 ─「山ノ上倶楽部」へ オンラインを中心とした「ンダ部」に対して、遠野の森や東京の街で集まり活動しているのが「ハヤチネ山ノ上倶楽部」です。毎月遠野の森で行っている森の手入れ企画「森入リ」では、「いつかこの森へ還りたい」と思えるような景色に、会員の仲間たちと関わり続けています。東京合羽坂テラスでは、毎月7日に集まる「七日茶会」も開催しております。こちらも、ぜひご一緒ください。 「ハヤチネ山ノ上倶楽部」についてはこちら お墓を「買う」から「参加する」へ。埋葬プロジェクトが始まりました ハヤチネンダは2024年10月から、「お墓を買うから参加するへ」というコンセプトで埋葬プロジェクトを立ち上げました。最期は自然に還る、その森を自分たちの手で共につくっていくプロジェクトです。(山ノ上倶楽部の会費は、埋葬費に全額充当されます。) いのちを還す森・特設サイト から詳細を確認いただけます。