メインコンテンツへ移動
360exp公開ベータ
ログイン
イベント一覧に戻る
吉積英子個展『砂漠の聲』  《Les Hommes du Désert》・《Ebb and Flow - 寄せてはかへし》  アクースモニウム版上演
舞台芸術

吉積英子個展『砂漠の聲』 《Les Hommes du Désert》・《Ebb and Flow - 寄せてはかへし》 アクースモニウム版上演

2026年12月19日土曜日 · 17:30ロームシアター京都 (京都会館)

公式サイトで見る¥4,000から

保存しておくと、日時や会場が変わったときにお知らせします。

説明

続きを読む

声は波となり、空間を旅する。 スピーカー・オーケストラによる、一夜限りの再演。 2024年3月に展示された『Les Hommes du Désert 荒野の人々』のサウンドアート作品と、会期中にわずか10名を迎えた完全招待制公演として初演された、作曲家・高木日向子との共同制作作品『Ebb and Flow - 寄せてはかへし』を、20台以上のスピーカーからなるアクースモニウム演奏で再演します。 本公演では、『Les Hommes du Désert 荒野の人々』発表時の空間インスタレーションを再構成します。古代の牛の神々の姿を伝える絹織物が会場に吊られ、まるで古代遺跡を訪れ、かつてそこにいた神々の痕跡を伝える織物が発掘された場所に居合わせたかのような空間を体験いただけます。 古代の神々は、何を私たちに伝えようとしていたのか——。 公演を通じて、想いを巡らせてみてください。 声、波音、雨音、電子音響が会場内を移動し、ときに遠ざかり、ときに観客を取り囲む。 音楽を正面から「聴く」のではなく、空間の中で体験する一夜です。 『Les Hommes du Désert 荒野の人々』について 『Les Hommes du Désert 荒野の人々』は、現代美術家・吉積英子による、人々が世界を理解し、他者と共有するために用いてきた「共通の約束事」をめぐるマルチメディア作品シリーズです。 作品発表開始からこれまでに、ビデオインスタレーション、サウンドアート、演劇、ゲームアート、XRなど、これまでさまざまなメディアを通じて、作品世界の一場面を切り取るように表現してきました。 貨幣、暦、文字、神話、楽譜など、人類の文明は目に見えない約束事を共有することで成り立ってきました。本シリーズでは、それらが旅や移動を通じて伝播し、異なる地域や文化の中で変化しながら受け継がれてきた過程を描きます。 その手がかりとなるのが「牛」です。一神教以前の世界中のさまざまな文明において神格化された「牛」は、豊穣や富の象徴でもありました。本シリーズでは、その「牛」を手がかりに、いま分断されて見える世界が、かつて同じ象徴や約束事を共有していたのではないかという「ありえた過去の普遍神話」を描きます。 『Ebb and Flow - 寄せてはかへし』について 『Ebb and Flow - 寄せてはかへし』は、『Les Hommes du Désert』の作品世界から生まれた声楽作品です。シリーズでは、ゼウスが牡牛の姿となって乙女エウロパを海の向こうへ連れ去るギリシャ神話を起点に、牡牛とエウロパがユーラシア大陸を横断し、やがて日本へ辿り着く架空の旅を描きます。 『Ebb and Flow - 寄せてはかへし』では、ユーラシア大陸を横断し、朝鮮半島を越え、海を渡り、丹後半島を通じて日本にたどり着いたエウロパが語り部となり、その旅路の記憶と海の記憶を綴ります。 吉積英子による同名の詩をもとに、作曲家・高木日向子が作曲。寄せては返す波の様子と、能楽の謡を意識した声の運びに着想を得た声楽作品として、声楽の多重録音を利用した音源と共にソプラノ・太田真紀によって初演されました。 今回の再演では、声、波音、雨音、電子音響が空間内で交差する、アクースモニウム版として再構成されます。 2024年 初演記録 2024年3月、『Les Hommes du Désert 荒野の人々』の展示会期中に、完全招待制で初演された『Ebb and Flow - 寄せてはかへし』。その際の記録映像をご覧いただけます。 ▶ 初演の記録映像を見る(Vimeo) アクースモニウムとは 多層立体音響装置「アクースモニウム」は、複数のスピーカーを会場内に配置し、録音された音を空間の中で演奏するスピーカー・オーケストラです。 作品の電子音源は、ひとつの場所から固定的に再生されるのではなく、会場内の複数のスピーカーの間を移動しながら、立体的に響きます。 本公演では20台以上のスピーカーを配置し、演奏者がリアルタイムでどのスピーカーから音を出すかを選択しプロジェクションすることで、作品自体が持つ音のダイナミクスや距離感、密度などを空間的に表現します。 出演・スタッフ 原案・作・演出・衣装|吉積英子 作曲|高木日向子 ソプラノ|太田真紀 アクースモニウム演奏|大塚勇樹 (hirvi) サウンドアート|Ikuko Morozumi 録音・音響・機材監修|牛山泰良 (hirvi) 舞台監督|綿中駿介 記録映像|駒井涼 ヘアメイク|吾郷泰英 機材協力 | hirvi 出演者プロフィール 吉積英子 (現代美術家・デザイナー・研究者) 神戸芸術工科大学卒業後、渡英。オートクチュール帽子の制作に携わる傍ら、現代オペラの衣装デザインを手がける。帰国後は、詩を起点に、映像、サウンドアート、インスタレーション、ゲーム、XRなど複数のメディアを横断して作品を制作。近年はマルチメディア作品シリーズ『Les Hommes du Désert 』を展開。人々が世界を理解し共有するための「共通の約束事」と、それらが土地や文化を越えて伝播し変容していく過程を主題としている。作品制作と並行して、ゲーム、上演、インタラクションをめぐる研究にも取り組む。立命館大学衣笠総合研究機構 ゲーム研究センター客員研究員。 高木日向子 (作曲家) ジュネーブ国際音楽コンクール作曲部門第1位、令和2年度咲くやこの花賞、第3回尼崎市文化未来奨励賞、兵庫県芸術奨励賞等を受賞。3D図形楽譜の市民向けワークショップなど、演劇やアートなど異分野と協働した作曲方法にも取り組む。『Ebb and Flow - 寄せてはかへし』では、吉積英子の詩をもとに作曲を担当。現在、大阪音楽大学、兵庫県立西宮高等学校音楽科非常勤講師。 太田真紀 (ソプラノ) 近・現代の声楽作品に国内外で多数出演。あごうさとし演出作品や森村泰昌『野生「能」』など、演劇・美術分野との協働を重ねる。『ロミオがジュリエット』でサントリー芸術財団佐治敬三賞、令和3年度文化庁芸術祭大賞を受賞。檜垣智也によるアクースモニウム演奏との共演経験を持ち、2024年『Ebb and Flow - 寄せてはかへし』を初演。神戸大学、和歌山大学非常勤講師。 大塚勇樹 (アクースモニウム演奏) 音楽家・サウンドエンジニア。大阪芸術大学大学院にて電子音響音楽の作曲、多層立体音響装置「アクースモニウム」の演奏を学ぶ。檜垣智也が代表を務めるミュージシャン・コレクティブ「hirvi」に所属。瀬戸内国際芸術祭、KYOTO EXPERIMENTなどに出演。本公演では全音源のマスタリングおよびアクースモニウム演奏を担当。また、自身がフィールドレコーディングした波音が本公演の音素材として使用されている。 Ikuko Morozumi (サウンドアート) サウンドアーティスト/プロデューサー。オーディオビジュアルシーンで活動し、文化庁メディア芸術祭受賞作品展、Ars Electronica 2021「Tokyo Portal」、MUTEK.JP+MX 2020などに参加。『Les Hommes du Désert』シリーズのサウンドアート及び『Ebb and Flow - 寄せてはかへし』の音源制作を担当している。 公演情報 公演名 吉積英子個展『砂漠の聲』 《Les Hommes du Désert》・《Ebb and Flow - 寄せてはかへし》 アクースモニウム版上演 日時 2026年12月19日(土) 17:30開場/18:00開演 会場 ロームシアター京都 ノースホール チケット 全席自由 4,000円 チケット販売開始 2026年10月14日 未就学児入場不可 上演時間 約60分 主催 EMC2 Art Lab お問い合わせ [email protected] 本公演は、 「ロームシアター京都10周年記念事業」 の連携公演として上演します。

場所

ロームシアター京都 (京都会館)

日本、〒606-8342 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13

この会場のすべてのイベントを見る