音の始源を求めてPresents 『遺された電子音楽名曲選』 ヴァイナルとして未来へ残すプロジェクト完成記念
2026年11月28日土曜日 · 13:00Artware hub KAKEHASHI MEMORIAL
説明
続きを読む
音の始源を求めて ― 遺された電子音楽名曲選 LP三部作・最終章記念コンサート レコードに刻み、会場で体験する。日本の電子音楽、その響きを未来へ。 1950年代半ばに誕生したNHK電子音楽スタジオ。そこに遺された歴史的な電子音楽の名曲を、西早稲田のArtware hub KAKEHASHI MEMORIALでお聴きいただきます。 LP三部作の最終章となるVol.3の収録作品に加え、レコードへの収録が見送られた北爪道夫《水の輪廻》も特別上演します。 プログラム 湯浅譲二《マイ・ブルー・スカイ》(1976) 吉松隆《マーマレード回路》(1984) 近藤譲《東京湾》(1987) 平石博一《回転する時間(とき)― WAVE》(1993) J・C・エロア《楽の道 マテリアル》(GAKU-NO-MICHI MATERIALS) 特別上演:北爪道夫《水の輪廻》(1982) 日本の電子音楽、その響きを未来へ NHK電子音楽スタジオで生まれた作品には、まだ誰も聴いたことのない音を求めた作曲家と、それを実現した技術者たちの挑戦が刻まれています。 「音の始源を求めて」は、こうした貴重な音源を保存・公開し、次の世代へと手渡すプロジェクトです。 歴史として知るだけでなく、いま、この場で音に出会う。 電子音楽を聴き続けてきた方にも、初めて触れる方にも開かれたリスニング・コンサートです。 三部作の最終章へ これまでに延べ378名のご支援を受け、それぞれ2枚組のLP『音の始源を求めて Vol.1〈黎明期(1955–1968)〉』『Vol.2〈黄金期(1968–1974)〉』を制作してきました。 そしてシリーズは、最終章となる『Vol.3〈転換期(1975–1993)〉』へ。 1970年の大阪万博以降、電子音楽の制作技術は、アナログ機器からコンピュータやデジタル技術へと大きく変化しました。 本公演では、その転換期に生まれた作品を中心に、NHK電子音楽スタジオの歴史と創造の軌跡をたどります。 音の質感や広がり、時間とともに変化する響きを、じっくりとお楽しみください。 特別上演:北爪道夫《水の輪廻》(1982) Vol.3への収録を予定しながら、最終的に収録が見送られた《水の輪廻》を、本公演で上演します。 電子音、水滴音、楽器音、鳥の声など、さまざまな音素材から生まれた作品です。 レコードには収められなかった一曲を、コンサートという場でお届けします。 開催概要 日時: 2026年11月28日(土)13:00開演(12:30開場)15:00終演予定 会場: Artware hub KAKEHASHI MEMORIAL 東京都新宿区西早稲田3-14-3 東京メトロ副都心線「西早稲田駅」1番出口より徒歩約6分 定員: 50名 入場: 全席自由・整理番号順入場 料金: 一般 3,500円/学生 2,000円(要学生証) チケット発売: 2026年10月24日(土)10:00〜 主催: 大阪芸術大学音楽工学OB有志の会 協力: 株式会社スリーシェルズ 助成: 公益財団法人かけはし芸術文化振興財団 ※本公演は、歴史的な電子音楽の記録音源を会場の音響設備で再生するリスニング形式のコンサートです。 <クラウドファンディング支援者の皆様へ> コンサートチケット付きリターンをご支援いただいた皆様には、16:00開演の回を基本として、参加方法を別途ご案内しております。まだご案内が届いていない方は、本ページの「主催者へ連絡」よりお問い合わせください。 13:00開演の回への振替をご希望の場合は、ご案内の際にお申し出ください。お席の状況に応じて調整いたします。 「音の始源を求めて」について NHK電子音楽スタジオ初代チーフエンジニア・塩谷宏氏の追悼を契機に、1993年の『塩谷宏の仕事』を起点として始まった、日本の電子音楽遺産を保存・公開するプロジェクトです。 これまでにCDシリーズ第17集までを制作し、歴史的な作品の発掘と再評価を続けてきました。 近年はLPシリーズの制作に加え、NHK電子音楽スタジオ創立70周年を契機としたコンサートや作品アーカイブにも取り組んでいます。 遺された音を、いま聴くべき音として再び響かせる。その歴史と思想を、未来へと手渡す。 会場で皆様と、この響きを分かち合えることを楽しみにしています。