
Descripción
揺らぎ始める「作る」の境界線 生成AIをはじめとするテクノロジーの進化によって、「誰が、どこまでつくるのか」という境界線が急速に変わり始めています。デザインを描くことも、コードを書くことも、以前よりはるかに手軽になり、専門領域の外側にあるアイデアを自分の手で試すことができるようになりました。 こうした変化によって、デザイナーはデザインだけ、エンジニアは実装だけを担うという従来の分業だけでは捉えきれない制作が生まれています。「作る」こと自体のハードルが下がった今、アイデアを素早く形にし、新しい体験へとつなげていくにはどういった術や工夫が考えられるでしょうか。 デザインエンジニアリングで変わる制作 デザインエンジニアリングは、デザインと実装の垣根を取り払い、プロダクトづくりの可能性を大きく押し広げる制作の形です。近年の生成AIの台頭によって、デザイナーが実装をしたり、エンジニアがデザインの文脈を理解したりと、互いの領域をこれまで以上に容易に行き来できるようになりました。 デザインエンジニアリングは、単に一人で両方の作業をこなすことだけではないと考えています。デザインとエンジニアリング双方の視点を理解し、発想から実装までを領域横断的に捉えることです。両者の視点を行き来することで、職種間のコミュニケーションロスを削ぎ落とし、単一の専門分野だけでは到達できない新しい着想を引き出すことができます。 プロセスの変化によって、デザインと実装が分断されていた従来の状態から脱却し、初期段階から動くプロトタイプを用いて試行錯誤する高速なループが行われています。AIの活用とデザインエンジニアリング的アプローチによって手戻りが減り、スムーズなコミュニケーションが行われ、技術の持つ可能性をダイレクトに体験設計へ落とし込めるものづくりの形が実現しています。 本イベントでは、神山まるごと高専でデザインエンジニアリングを学ぶ学生の視点を起点に、最前線で活躍するクリエイターをゲストに迎えます。「作る」のハードルが下がった時代において、デザインとエンジニアリングの境界線をどう踏み越え、制作プロセスやチームのあり方を更新していくべきなのか。現場のリアルな試行錯誤とこれからのモノづくりの思考法を深掘りします。 第一部:登壇者トーク ー制作プロセスの変容ー 第1部では、制作プロセスの変化をテーマに2名が登壇します。 プロジェクトのアイディエーションからアウトプットまでの間にどのようにデザインエンジニアリングがされているか。AIの進歩によってプロセスはどのように変化したのか。 キャリアの異なる2名の経験から、時代の移り変わりに伴う制作現場の変容を読み解きます。 第二部:パネルディスカッション ー時代を経ても変わらなかったことー 制作環境や手法が移り変わるなかでも「変わらないもの」に焦点を当て、登壇者の皆様とパネルディスカッションを行います。 変化の激しい時代においても「時代を超えて不変なこと」とは何か、それが「どんな場面」で現れるかを紐解き、分野を超えた先にある共通点を探ります。また、今後の社会の変化を見据え、制作のプロセスやアウトプットがどのように変化していくのかを考えます。時代の移り変わりが加速するなか、私たちはその変化にどう対応していくべきなのか。そして、どれだけ時代が変わっても「変わってはいけないこと」とは何か。未来のアウトプットとアクションを探ります。 こんな人におすすめ チームの働き方やモノづくりのプロセス全体をアップデートしたい方 生成AI時代の「自分の介在価値や作る意味」を再定義したいプレイヤー デザインとエンジニアリングの両視点を取り入れ、表現の幅を広げたい方 第一線で活躍するクリエイターの原体験や思考のルーツに触れたい方 これからのキャリア像や「次に学ぶべきこと」を模索している学生・若手 ※写真はイメージです。 Speaker 岡田敦子 Fabrica. 広告制作プロダクションにて、デザイナー、エンジニア、プロダクションマネージャーを経てプロデューサーに。2021年、Creative Execution Collective「Fabrica.」を設立。広告・エンタメ・システムインテグレーション領域で、統合プロモーションや大規模システム開発、イベント、デジタルコンテンツ全般など幅広くプロデュースを手掛ける。近年は企業のDXコンサルティングにも従事。ACC、Spikes Asia、ADFEST、One Show、D&ADなど国内外の広告賞を多数受賞。また、BASSDRUMテクニカルプロデューサーとTechnical Director Association監査役を兼務。 緒方壽人 Takram デザイン、エンジニアリング、アート、サイエンスを領域横断するデザインエンジニア。東京大学工学部卒業。プロダクトからサービスまで多様なプロジェクトに携わる。主な実績として「HAKUTO」月面探査ローバー、2025大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのち動的平衡館」など。グッドデザイン賞審査員。著書に『コンヴィヴィアル・テクノロジー』。 Moderator メリットキア 株式会社ロフトワーク 埼玉県出身。徳島県神山町にある神山まるごと高専1期生。音楽やアート、コミュニティー、教育、地域創生などをキーワードに活動。学生寮組織の立ち上げや学生マルシェの開催を行う。現在は神山まるごと高専Roomsにて学生寮マネジャーに就く。ロフトワークにてインターン中。 Program 17:30-18:00 開場、受付 18:00-18:10 イントロ 10min 株式会社ロフトワーク メリット キア 18:10-18:30 第1部トーク 20min 岡田 敦子氏(Fabrica.) 18:30-18:50 第1部トーク 20min 緒方 壽人氏(Takram) 18:50-19:25 第2部 パネルディスカッション 35min 岡田 敦子氏 / 緒方 壽人氏 モデレーター:メリット キア 19:25-19:30 クロージング 5min メリット キア Outline 日時 9/14(月) 場所 会場名 Loftwork COOOP 10 住所:東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア10F MAP: https://share.google/PdYVNDnJYm0av2jYb 参加費 無料 定員 30名 参加方法 peatixより申し込みください 主催 株式会社ロフトワーク MTRL事業部 注意 参加者の皆さんの写真は、後日loftwork.comやロフトワークが運営するメディアmtrl.comに掲載する場合があります。 プログラムは、予告なく変更される場合があります。