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~肩甲骨と上腕骨の動きを引き出し、肩の挙上を変える実技講習~ 「肩が上がらないから」と、上腕骨だけを動かしていませんか? 肩関節の挙上を改善しようとするとき、上腕骨の動きだけに注目してしまうことはありませんか? 肩の運動では、上腕骨だけでなく、肩甲骨・鎖骨・胸郭などが連動して動いています。 そのため、肩関節の可動域制限や挙上時の代償運動を評価するためには、 肩甲上腕関節を見る視点と 肩甲胸郭関節を見る視点 の両方が必要になります。 そして最終的には、それぞれを別々に見るだけではなく、肩甲骨と上腕骨の動きをどのように連動させるのかが重要になります。 ■ この講習では「触って、動かして、反応を見る」 本講座では、肩甲骨と上腕骨を実際に触りながら、 どこで動きが止まっているのか 肩甲骨は適切に動いているのか 上腕骨頭はどの位置にあるのか 上腕骨頭をどのように誘導するのか 肩甲骨と上腕骨をどう連動させるのか を、実技中心で学んでいきます。 単に「肩を動かす」だけの可動域訓練ではありません。 臨床での評価からアプローチまでを、 評価 ↓ 問題となる部位を見つける ↓ 肩甲骨または上腕骨を誘導する ↓ 運動の変化・反応を確認する ↓ 自動運動へつなげる という流れで整理します。 ■ 講習内容 【1.肩関節運動を見るための基礎】 ・肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節 ・肩甲上腕リズムの基本 ・屈曲と外転で異なる肩甲骨運動 ・肩甲骨の上方回旋・後傾・外旋の見方 ・肩甲骨運動の左右差の見方 【2.肩甲骨の動きを実際に評価する】 ・肩甲骨下角の触診 ・内側縁、肩甲棘、肩峰の確認 ・肩甲骨を固定した状態での上腕挙上 ・肩甲骨の動きが少ない症例の見方 ・肩甲骨が早く動きすぎる症例の見方 【3.肩甲上腕関節の評価】 ・上腕骨頭の位置 ・大結節、小結節、結節間溝の触診 ・屈曲、外転、外旋、内旋時の上腕骨頭の動き ・後方タイトネスの確認 ・上腕骨頭の求心性の見方 【4.肩甲骨を使った促通】 ・肩甲骨下角からの誘導 ・上方回旋の促通 ・後傾の促通 ・外旋方向への誘導 ・前鋸筋の活動を引き出す介助 ・僧帽筋上部・中部・下部線維との協調 【5.上腕骨を使った促通】 ・上腕骨頭の誘導 ・屈曲時の促通 ・外転時の促通 ・外旋を利用した挙上 ・肩がすくむ代償運動を減らす介助 【6.肩甲骨+上腕骨を同時に誘導する】 ・肩甲上腕リズムを利用した促通 ・セラピストの手の位置 ・動かし過ぎない介助 ・患者自身の運動を引き出す方法 ・他動運動から自動運動へつなげる方法 【7.胸郭・体幹とのつながり】 肩の動きを肩だけで捉えず、胸郭・体幹との関係から考えます。 ・胸椎伸展と肩挙上 ・胸郭回旋と肩甲骨運動 ・体幹の位置による肩関節運動の変化 ・肩だけを治療しないための考え方 【8.症例を想定した実技】 実際の臨床場面を想定しながら、評価からアプローチまでを考えます。 ・屈曲が上がらない ・外転で肩がすくむ ・肩甲骨が動かない ・肩甲骨が早く動きすぎる ・上腕骨頭が前方へ偏位する ・痛みを避けながら運動を引き出す ■ この講習で身につけたいこと この講習では、単に「肩甲骨を動かすテクニック」を覚えることを目的としません。 「なぜそこを触るのか」 「なぜその方向へ誘導するのか」 「動かした結果、何が変化したのか」 を考えながら、評価とアプローチをつなげていきます。 肩甲骨と上腕骨、それぞれの動きを理解したうえで、最終的に患者さん自身の自動運動へつなげていく。 そんな臨床での考え方と実技を、少人数でじっくり学びます。 ■ このような方におすすめです ☑ 肩関節の挙上制限をどう評価すればいいか分からない ☑ 肩甲骨の動きを臨床で評価できるようになりたい ☑ 肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節を分けて考えたい ☑ 肩甲骨と上腕骨の動きを触診しながら理解したい ☑ 肩がすくむなどの代償運動への対応を学びたい ☑ 他動運動から自動運動へつなげる方法を知りたい ☑ 肩だけでなく胸郭・体幹とのつながりも考えたい ☑ 肩関節の評価・治療を基礎から整理したい 新人・若手の方も歓迎します。 ■ 講師 堀内寛之(ほりうち ひろゆき) 作業療法士。 臨床経験20年以上。 リハビリ専門職向け講師歴10年以上。 解剖学・運動学を臨床動作と結びつけ、実際に触れて確認しながら学ぶ実技講習を多数実施。 「明日の臨床ですぐ試せること」を大切にした講習を行っています。 ■ 開催概要 主催 うっぷす!!〜少人数制セミナー〜 開催日時 2027年5月2日(日) 10:00~15:00 ※休憩1時間を含みます 会場 お気軽会議室博多11 〒812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東 ※博多駅から徒歩7分 講師 堀内寛之 定員 10名 ※実技中心のため少人数制 参加費 通常:14,000円(税込) 早割:12,000円(税込) ペア割:さらにお一人2,000円引き 対象 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、柔道整復師など、肩関節の臨床に関わる医療・介護専門職 新人・若手の方もご参加いただけます。 ■ 肩を「動かす」から、「動きを引き出す」へ 肩関節の挙上を改善するとき、 「どこが動いていないのか」 「どこが動きすぎているのか」 「肩甲骨と上腕骨はどう連動しているのか」 を評価できることが、アプローチを考えるうえで重要になります。 肩甲骨と上腕骨を実際に触り、動かし、患者さん自身の運動へつなげる。 明日の臨床で使える評価・実技を、少人数でじっくり学んでみませんか?