説明
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「将来に希望がない」――内閣府の調査によると、日本の若者の約4割がそう答えています。他国の若者の8〜9割が「希望がある」と回答しているのと比較すると、日本の若者の多くが将来に希望を持てていない現状が浮き彫りになります。 希望が持てないのを時代や環境のせいにしても、何も変わりません。この状況を打開するために大切なのは、 「いかに希望を自分の中に作り出せる人を増やせるか?」 と考えることではないでしょうか。 そこで今回の「哲学的人事研究会」では、キーワードに 「希望」 を掲げます。 ゲストに、高知大学 希望創発センターのセンター長を務める 大島俊一郎先生 をお招きし、「希望をつくり出す取り組み」についてお話しいただきます。 後半では、日本を代表する哲学者・三木清の『人生論ノート』に収録された「希望について」を題材にしたミニワークも実施。三木の視点も踏まえつつ、参加者同士で 「希望を自分の中に作り出すには?」 というテーマで対話を深め、最後は100年後の未来を見据えて「希望」について考えるべき「問い」を立てていきます。 ドリンクと軽食を片手に、少人数でじっくりと語り合う場です。ご参加をお待ちしています。 ◆ こんな方におすすめです ・人事、組織開発、人材育成に携わっている方 ・「人の成長」や「希望」「モチベーション」の本質に関心がある方 ・哲学対話や、未来に向けた「問い」を探求することに興味がある方 ・大島先生の「希望創発」の取り組みや考え方に触れたい方 ◆ 人事研究会とは? 哲学の視点を取り入れながら「人の成長」を促す要因を研究し、未来に向けて考えていくべき「問い」を見出すことを目的とした研究会です。 運営は、メーカーの人事責任者の経験がある中嶋好博(哲学クラウド 顧問/高知大学 客員教授)と岡田基生(哲学クラウド コンサルタント/日本哲学研究者)が務めます。 参考: 第1回のレポート ◆ 開催概要 日時:12月4日(金) 19:00-21:00(開場 18:45〜) ※co-lab五反田withJPREの受付までお越しください。 場所:co-lab五反田withJPRE(東京都品川区西五反田8-4-13 五反田JPビルディング 2F) 定員:10名 参加費:2,000円(税込) ※ワンドリンク+軽食付き(アルコール・ソフトドリンク等。二杯目以降はキャッシュオン500円) ※「哲学社会実装センター」の会員は【無料】でご参加いただけます(クーポンをご利用ください)。 ◆ プログラム 19:00-19:05|人事研究会の説明とゲスト紹介 19:05-19:30|大島先生のミニレクチャー「希望をつくり出す取り組みの紹介」 19:30-19:50|インタビュー「希望を自分の中につくり出すには?」(聞き手:中嶋) 19:50-20:10|ミニワーク「三木清の希望の哲学」(ファシリテーター:日本哲学が専門の岡田) 20:10-20:50|哲学対話「希望を自分の中につくり出すには?」 20:50-21:00|未来に向けた問いを立てる ※内容・時間は当日一部変更される場合があります ◆ ゲストプロフィール 大島 俊一郎 (おおしま しゅんいちろう) 国立大学法人 高知大学 農林海洋科学部 教授 / 希望創発センター長 1966年兵庫県加西市生まれ。日本水産(現ニッスイ)研究員として9年間勤務し、魚類の感染症や養殖の研究に従事。ヒトのウイルス研究で、博士(医学)を取得。2000年より高知大学農学部助教授。米国での細胞発生研究を経て、帰国後は魚類養殖研究に加え、自然科学と社会科学を横断しながら「人や社会に希望はいかに生まれるのか」を探究してきた。 2017年、文部科学省の概算事業として高知大学希望創発センターを立ち上げ、現在はセンター長を務める。2023年からは内閣府・戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)に参画。「誰でもセンセイ、誰でもセイト」をキーワードに、立場や世代を越えて人が学び合い、自ら希望を生み出す場づくりを全国各地で展開している。陸上養殖研究と並行して、「希望をつくる社会」の実現に取り組んでいる。 ■取り上げる哲学者 三木 清 (みき きよし/1897-1945) 大正・昭和の日本を代表する哲学者・批評家の一人。西田幾多郎の弟子として出発し、「行動する哲学者」として激動の時代に応答する哲学と実践を展開した。代表作として知られる『人生論ノート』(1941)の中に収録された「希望について」では、危機の時代における希望の哲学が展開されている。 ※ 青空文庫『人生論ノート』