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レトロな無声映画を 活動写真弁士によるライブの語りと、 楽士の生演奏で ================ 昭和初期のレトロな無声映画作品を、 昔ながらの活弁とフィルム上映で! ================ 映画創成期の無声映画(音のない映画)は、当時「活動写真弁士」によるライブの語りと、楽士による生演奏の音楽で楽しまれていました。 この上映会は、弁士の技芸を受け継ぐ現代の活動写真弁士による無声映画上映会です。 〈貴重な作品の数々 ・・・半世紀ぶりの上映も〉 上映は、第一上映13時~、第二上映15時30分~行われ、いずれも別々の作品を上映します。 第一上映はメロドラマ。松竹蒲田で作られた『 悲戀華 』(1936年制作・写真右)を上映。生き別れになった親子の再会の物語です。 第二上映はコメディ。明治末期の書生たちの青春活劇『 俠骨日記 』(1930年制作・写真左)と、昭和初期の娯楽施設「市岡パラダイス」でのロケも楽しい喜劇『 川浪良太小品集の3 大安日 』(1929年制作・写真中央)を上映。いずれも1978年以来48年ぶりの上映となり大変珍しい上映です。 上映は、国立映画アーカイブ所蔵の35mmフィルムによって行われます。 〈弁士と楽士が、 ライブで映画に命を吹き込む〉 上映は活動写真弁士のライブの語りと、楽士の生演奏の音楽とともにご覧いただきます。 活動写真弁士は、現代の弁士の第一人者である澤登翠の一門であり、2000年生れの現役最年少弁士 尾田直彪 (おだたかとら・写真左端・撮影向山勇大)。老若男女の登場人物を一人で語り分けます。 楽士は、第一上映はピアニストの 草田一駿 (そうたかずとし・写真右端)。ジャズを軸に演奏・作曲活動ともに展開し、2020年にはFUJI ROCK FESTIVAL「ROOKIE A GO-GO」にも出演。無声映画伴奏は今回が初となります。第二上映はフルーティストの忍田結梨(おしだゆり・写真左から二枚目)と、ピアニストの 島田湧真 (しまだゆうま・写真左から三枚目)によるデュオ。忍田は2026年に無声映画専門楽団「和洋合奏団アンサンブル春[shun]」を結成、島田とともに新進楽士として活動しています。 いずれの出演者も20代であり、新進気鋭の無声映画パフォーマーによる上映です。 【公演概要】 [日時]2026年11月21日(土) 第一上映 13時00分開映 (14時40分閉映予定) 第二上映 15時30分開映 (17時15分閉映予定) ※各回入替制 [会場]日仏学院エスパス・イマージュ 東京都新宿区市谷船河原町15 [入場料] 予約一般3000円 当日一般3300円 U30割引(29歳以下)2000円 [上映作品] 第一上映『悲戀華』(1936年製作・88分) 第二上映『俠骨日記』(1930年製作・62分) 『川浪良太小品集の3 大安日』(1929年製作・29分) [出演者] 活動写真弁士:尾田直彪 楽士(音楽): 草田一駿(ピアノ/第一上映) 忍田結梨・島田湧真(フルート・ピアノ/第二上映) [問合せ先] メール([email protected]) ◆主催 尾田直彪 ◆協力 国立映画アーカイブ、マツダ映画社 ◆助成 アーツカウンシル東京[スタートアップ助成] ※すべての上映に活弁・生演奏が付きます。 ※各回入れ替え制・全席自由。 ※12時より第一・第二上映ともに受付を開始し、受付順に整理番号を配布いたします。開場時間になりましたら、整理番号順に会場へとご案内いたします。 ※お支払いは当日にお願いいたします。お支払い方法は現金のみです。また料金は各回のお支払いです。 【上映作品情報】 『悲戀華』(ひれんげ) 1936年製作/松竹蒲田作品/88分/24fps/35mm/1:1.375/白黒 監督:佐々木康/出演:奈良眞養、八雲理惠子、桑野通子、河村黎吉、日下部章、忍節子 ※本来はサウンド版作品ですが、音声欠落のため生演奏にて上映いたします。 夫の佐久間(河村)に捨てられた初乃(八雲)は、身投げをしようというところを親切な老人に助けられた。既に二人の子をなしていた彼女であったが、それを隠し水上(奈良)と再婚。やがてもうけた一人娘香代子(桑野)も年頃の娘に成長し、幸福な家庭生活を送っていた。だが、離れ離れになっていた初乃の実の息子静男(日下部)が彼らのもとに下宿することとなって・・・。 『俠骨日記』 (きょうこつにっき) 1930年製作/マキノ作品/62分/16fps/35mm/1:1.375/白黒 監督:三上良二/出演:東郷久義、桜木梅子、岡村義男、児島武彦、石川良平、塚口四郎 明治末期。侠骨漢とうたわれている学生石山(東郷)は赤子を拾い、友人たちとともに育てることになった。またある日、彼は芸者の千代栄(桜木)を無頼漢銀次から助けるが、彼女こそ赤子を捨てた女であった。そして仕返しを企む銀次は大勢の子分を引き連れ石山を襲う・・・。スポーツ俳優東郷の活躍も痛快な学生劇。これまで国立映画アーカイブに『蠻骨漢』(1925)として登録されていましたが、この度尾田直彪による本編映像確認の結果『俠骨日記』であることが判明しました。 『川浪良太小品集の3 大安日』 (かわなみりょうたしょうひんしゅうの3 たいあんび) 1929年製作/マキノ作品/29分/18fps/35mm/1:1.375/白黒 監督:川浪良太/出演:荒尾静一、岡島艶子、都賀一司、大原タカ子、市原義夫、新見映郎 大河原源衛門(荒尾)は妻の満智子(岡島)、幼い息子・娘と四人暮し。家族仲良く遊びに出かけようとしたが、源衛門はひとり布団から出ようとしない。今日は「三りんぼう」であるから不吉なことが起こるに違いないと言うのである。またある日、大安日だからと家族で出かけようとする源衛門であるが、今度はクリスチャンの妻が「13日の金曜日」を忌んで出かけたがらない。結局無理に外出する一家であったが・・・。マキノ現代の軽喜劇。ロケーション撮影は昭和初期の大阪のレジャー施設「市岡パラダイス」で行われており、記録映像としても価値ある作品です。 【出演者情報】 尾田直彪 おだ たかとら(活動写真弁士) 2000年生れ。熊本県下益城郡富合町(現熊本市南区富合町)出身。熊本高校卒・東京学芸大学教育学部卒。現代の活弁の第一人者である澤登翠弁士の活弁に魅せられ、活動写真弁士を志す。2021年10月、60年以上続く都内定期開催の活弁公演「無声映画鑑賞会」でデビュー。22年より国立映画アーカイブ「こども映画館」に出演。これまでに130作品以上を説明し、現役としては最も若い活動弁士として都内・都外を問わず活動をしている。澤登翠門下。 尾田直彪公式X @Oda_takatora https://x.com/oda_takatora?s=11 尾田直彪公式Instagram @oda_takatora https://www.instagram.com/oda_takatora?rpxt=bTYxNzRvcmtjeWY0&utm_source=qr 尾田直彪公式YouTube @活動写真弁士尾田直彪 https://youtube.com/channel/UCiew2Od1DnpH9BwqiHpYapg?si=lRxJwTfvXfO2yFeX 忍田結梨 おしだ・ゆり (フルーティスト) 桐朋学園大学音楽学部卒業。2020年フルートコンクール特別優秀賞(最高位)、ほか多数受賞。2025年無声映画鑑賞会で楽士デビュー。2026年春バイニュナス国際コンクール(リトアニア)セミファイナリスト。今春、和洋合奏団アンサンプル春[shun]結成、下鴨映画祭出演。 島田湧真 しまだ・ゆうま (ピアニスト) 富山県出身。洗足学園音楽大学ピアノコース(ピアノ・プロフェッショナル・パフォーマンス・クラス)を首席で卒業。2019年に現田茂夫指揮の洗足学園フィルハーモニック管弦楽団と共演。第4回日仏文化協会フランスピアノコンクール最優秀賞受賞。 草田一駿 そうた・かずとし (ピアニスト) 1999年広島県生まれ。5歳よりピアノを始める。2020、2021年に2年連続でフジロックフェスティバルに出演。2022年6月、Playwrightより1st アルバム「Flumina」、2025年5月、Reborn Woodより2ndアルバム「Trionfi」をリリース。